ハーブ シングル  

ヤロウ バイオダイナミック有機 Achillea millefolium 葉花 スペイン産

消化不良

ヤロウは大地に根を張る、古の守護者

ヤロウ(Achillea millefolium)は、古くから戦士たちを守ってきたハーブです。その名は、ギリシャ神話の英雄アキレスに由来し、彼の兵士たちが戦場で傷を癒すために使ったと言われています。けれども、ヤロウは単なる「戦の薬草」ではありません。その繊細なレースのような葉と可憐な白い花には、心を静め、体を内側から整える力が秘められています。

家庭の薬局に欠かせない万能ハーブ

ヤロウは、古くから家庭の薬箱に常備されてきた頼れる存在です。特に、風邪やインフルエンザの初期症状のケアに役立ち、発汗を促すことで熱を下げ、体の回復をサポートします。また、消化促進作用もあり、食欲を増進しながら、脂肪の消化を助ける働きもあります。食後に一杯のヤロウティーを飲むことで、すっきりとした軽やかさを感じられるでしょう。

月と太陽のバランスを整える物語

ヤロウは、まるで太陽と月をつなぐ架け橋のようなハーブです。強さと繊細さを併せ持ち、心身のバランスを整えながら、芯から穏やかなエネルギーをもたらします。バイオダイナミック農法で育まれたこのヤロウは、自然のリズムに寄り添いながら育ち、生命力を最大限に引き出されています。

草原を渡る風のような味わい

一口飲めば、草原をわたる風のような爽やかさが広がります。ほんのりとした苦みの奥に、どこか温かみのある優しい香りが感じられる、深みのある味わいです。心がざわつくとき、忙しさに飲み込まれそうなとき、そっとヤロウのハーブティーを淹れてみてください。まるで大地に抱かれるような、安心感が広がることでしょう。

この一杯が、あなたの内なるバランスを取り戻し、本来の輝きを引き出してくれますように。

¥1,890

【カップ1杯分のハーブの分量目安】あくまでもお好みですが、ウェルネスティーとして飲む場合は、カップ一杯のハーブは約4g~5g。

ヤロウ

ヤロウ Achillea millefolium キク科 葉花
用途: 食品 (ハーブティー・料理など)
収穫地: フランス
原材料: バイオダイナミック有機

ヤロウはアキレア・ミレフォリウム(Achillea Millefolium)としても知られる顕花植物で、何世紀にもわたって薬用や装飾用に用いられてきました。この植物はヨーロッパとアジアが原産です。

ヤロウの花言葉は、癒しと愛。
そのため、ヤロウは大切な人への「早く良くなってね」という贈り物に最適です。

ヤロウの象徴的な意味は、古代ギリシャ神話に由来する癒しと伝統的に結びついています。

ヤロウはまた、若々しい愛の象徴としても発展しました。

ヤロウが自生するヨーロッパの多くの文化圏では、求愛のさまざまな儀式にヤロウが用いられてきました。
たとえば、イギリスやアイルランドでは、若い女の子が片方の鼻の穴にヤロウの葉を挿していました。真実の愛についての韻を踏んでいるときに鼻血が出たら、その愛は真実であることを意味します。

ヤロウについて最も興味深いことのひとつに、その歴史的な利用法があります。古代、ヤロウには魔力があると信じられており、悪霊を追い払うために使われていました。また、頭痛から傷まで、さまざまな病気を治療するために伝統医学でも使われていました。

ヤロウのラテン語名Achillea Millefoliumは、伝説のギリシャ戦士アキレウスに由来します。ハーブの言い伝えによれば、ケンタウロスのケイロンがアキレウスにこの植物の使い方を教え、槍の錆から成長したと言われています。興味深いことに、ヤロウはネアンデルタール人の埋葬地からも発見されており、他の薬用植物に混じって、古代に使われていたことを示しています。

現代でも、ヤロウはその薬効成分のために使われています。抗炎症作用、鎮痙作用、収斂作用があるとされ、消化器系の問題や生理痛の治療によく使われます。薬用に加え、ヤロウは化粧品やスキンケア製品にも使われています。収れん作用があるため、化粧水や洗顔料の成分としても人気です。