» ハーブティーに関するFAQ集

ハーブティーに甘味を加えてもいいですか?

ハーブティーはなるべく甘味を加えずにそのままお飲みください。
人間は、甘味がいわゆる「おいしさ」を感じる味覚ですが、甘味成分により血糖値、腸、肝臓に影響を与えてしまう可能性があります。
また、苦みが体には必要なため、ハーブティーに関しては甘味はあまりオススメしていません。

甘味ハーブについて

ステビア

医学雑誌「ネイチャー・メディシン」に、一般的な糖アルコール(ステビア)であるエリスリトールの摂取が、心臓発作、脳卒中、さらには死亡を含む心臓関連の有害事象の2倍の増加に関連しているという研究結果が発表されました。
また、ヨーロッパではステビアは禁止されています。いくつかの非常に憂慮すべき初期の研究で、この甘味料ががんと関連している可能性が示唆されたためです。

当店ではあまりおすすめしていません。ティーバッグやブレンドハーブティーでステビアが含まれていないか確認してくださいね。

リコリス

グリチルリチンを含むリコリスは、重篤な副作用を引き起こす可能性があります。グリチルリチンを過剰に摂取すると、偽アルドステロン症と呼ばれる症状を引き起こし、副腎皮質のホルモンに対して過敏になることがあります。この症状は、頭痛、疲労、高血圧、さらには心臓発作を引き起こす可能性があります。当店での取り扱いはございません。
ティーバッグやブレンドハーブティーにリコリスが含まれていないか確認してくださいね。

あえてオススメな甘味は、ビーガン代用蜂蜜です。
どちらかといえば、フルーツティーとして楽しむときに加えるといいですね。

ビーガン代用蜂蜜

多くの動物性製品を使用しないビーガンの方が好む甘味のご紹介をします。

1. 植物由来グリセリン

グリセリンは無色無臭の濃厚な液体です。味は甘く、水に溶け、肝臓で代謝されます。そのため、他の糖 (炭水化物) のようにインスリンの急上昇を引き起こしません。健康上の大きなメリットはありませんが、副作用も最小限です。ただし、グリセリンを大量に摂取すると体液損失が増加し、最終的には脱水症状を引き起こす可能性があります。ハーブシロップでは、ハチミツの代わりにグリセリンを1:1 の割合で使用できます。グリセリンは通常、植物または動物から抽出され、食品やスキンケア製品によく使用されます。ビーガンハーブシロップにグリセリンを使用する場合は、多くの植物由来グリセリン製品がGMO食品から作られているため、非GMO認定の植物由来グリセリンを必ず購入してください。

2. ココナッツシュガー
ココナッツシュガーは、ビーガンシロップのもう1つの蜂蜜の代用品です。ココナッツシュガーは、ココナッツの木の樹液から作られます。17種類のアミノ酸のほか、さまざまなミネラル、ビタミンBとCが含まれています。グリセミック指数が低く、1:1の割合で蜂蜜と簡単に置き換えることができます。

3. メープルシロップ
メープルシロップも蜂蜜の代用品です。メープルシロップはカエデの樹液から作られ、ミネラル、抗酸化物質、さらにはオメガ6脂肪酸も含まれています。メープルシロップは、このリストにある他の蜂蜜の代用品よりもグリセミック指数が高いですが、それでもビーガンであり、1:1の割合で蜂蜜の代わりに使用できます。

そのほか
玄米シロップ、アガベシロップなど私が見つけた他の選択肢の多くは、ビーガンではあるものの、肝臓に悪影響を与える高果糖含有量のため、理想的とは言えませんでした。