楽しむためのハーバルティーとの違いは、カップ一杯分のハーブの量です。
１．ハーブティーを用意する
バイオダイナミック有機、EU有機(USA有機とは基準が異なります)、有効成分含有一定、自然農法(パーマカルチャー)のいずれかのハーブを使用しましょう。
ティーバッグは大変気軽にお茶を作ることができます。
ですが、当店で取り扱いをしておりません。
それは、細かくするほど、有効成分と香りが逃げてしまうこと、カップ1杯分のハーブの量が大変少ないわりに、苦みが残るだけ。
それと、ティーバッグそのものが、状況によっては数時間で微生物が増殖し、食中毒につながる可能性があるからです。特に水出しの水につけておくほうが微生物発生は多くなります。日本紅茶協会では注意を促しているほどです。
必ず、ハーブは、茶葉そのものを使用してお飲みください。
２．ポットかボトルあるいはカップを用意する
金属、鉄やプラスティック製は避けましょう。できれば、土でできた陶磁器を用意します。多くはガラス製ですね。
便利なのは、メイソンジャーのような、ガラス製口広瓶のボトル。
茶こし付きカップは、蓋付きの縦長マグカップを用意してください。
３．お湯を沸かす
塩素処理された水やろ過されていない水を使用する場合は、不純物を減らすために10分間沸騰させてください。
４．ハーブの茶葉をポットやボトルに入れる
効果を実感するには、ハーブ小さじ 山盛り 2～3杯(約5g)を沸騰したお湯1杯に注ぎます。
クレンジングなどとリラックス系とは若干異なりますが、おおよそ同じ量です。
2カップ分を作る場合は、お湯もハーブの茶葉も倍入れてください。
ストレイナーやモスリンの袋やだしパックなどに入れずに、ポットの中に茶葉を入れましょう。ハーブは、ポットの中で踊りだしますが、その時に香り、有効成分が放出されます。布袋パックやティーバッグの中に詰めた茶葉は、この踊りができません。小さな茶葉の１つ１つの全面がお湯にしっかりとつかることが大事です。
５．お湯をポットやボトルに入れる
カップ1杯分のお湯は約180cc。
お湯を入れた後は、しっかりと蓋をしてください。
カップに入れた場合も蓋をしてください。
蓋をすることで、有益な化合物が蒸気中に逃げたり、酸素と反応したりしません。
６．ハーブの茶葉を蒸らして有効成分を抽出する。
カップまたは容器に蓋をして10～15分ほど置きます。
７．カップに注ぎましょう。
一回飲む分を、濾しながら、ポットやボトルから注ぎます。
メープルシロップ(植物性の蜜)を加えると良いでしょう。
１リットルなど多くを作った場合は冷蔵庫で保存し、24時間以内に飲み切りましょう。都度、レンジで温めても構いませんが、カップ一杯分取り分けてからカップごと温めてください。
